最大2.9スロットのハイエンドグラフィックスカードに対応

Phanteksより、“スカイスクレイパー”型PCケースの新モデル「EVOLV SHIFT 2 AIR」がリリース。煙突のような縦長デザインが特徴のPCケースで、サイドにメッシュパネルを採用した「EVOLV SHIFT AIR」の後継モデルにあたる。対応フォームファクタはMini-ITX。カラーはSatin BlackとAnthracite Greyの2色をラインナップする。

細長い筐体の上部がマザーボードスペースで、下段に電源ユニットを搭載する分割構造。マザーボードと背中合わせになった裏配線スペースに、PCI-Express3.0ライザーケーブルで取り回したグラフィックスカードを配置するレイアウトになっている。なお新モデルでは、最大2.9スロットまでのグラフィックスカードを搭載可能になった。

ドライブベイレイアウトは、3.5インチベイ×1、2.5インチベイ×4構成。拡張スロットは2基で、グラフィックスカードは最長335mm、電源ユニットはSFX（またはSFX-L）電源ユニットをサポートする。

冷却ファンは合計3基の組み込みに対応、ボトムに120mm/140mm×1、リアに120mm/140mm×2を実装できる。水冷ラジエターはリアに120mmサイズをマウント可能だ。製品には140mm口径のPWMファン「SK 140」×1が付属する。

トップに配置されたI/O部には、電源ボタンとRGBボタン、USB3.0×2を搭載。外形寸法は幅186mm、奥行き274mm、高さ490mm、重量4.9kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Phanteks： http://www.phanteks.com/