2021.03.10 10:40 更新
2021.03.09 配信
MSIより、AMD 500シリーズチップセットを搭載するマザーボードに対し、新BIOS(ベータ版)アップデートのアナウンス。アップデートされたベータ版BIOSを適用することで、Ryzen 3000シリーズで「Smart Access Memory」が利用可能になる。
ちなみに「Smart Access Memory」は、AMD 500シリーズマザーボードと対応CPU、Radeon RX 6000シリーズを組み合わせることで、全てのビデオメモリに無制限でアクセス可能になる機能。従来は対応CPUがRyzen 5000シリーズに限られていたところ、先日AMDよりRyzen 3000シリーズへの対応拡充が発表。対応BIOSのアップデートが待たれていた。
対応BIOSが提供されるマザーボードは、「MEG X570 GODLIKE」などAMD X570チップ搭載の9モデル、「MEG B550 UNIFY」などAMD B550チップ搭載の18モデル、「MAG A520M BAZOOKA WIFI」などAMD A520チップ搭載の7モデル。
なお今回のアップデートにより、「AIDA64 Cashe & Memory Benchmark」におけるRyzen 5000シリーズのL3キャッシュの帯域幅パフォーマンスが大きく改善する修正も盛り込まれているという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://www.msi.com/