2021.04.21 10:52 更新
2021.04.20 配信
Appleより、ハイエンドタブレット「iPad Pro」の最新モデルがリリース。基本デザインは従来モデルを踏襲しつつ、プロセッサが「MacBook Air」や「MacBook Pro」で採用された自社開発の「M1」チップに刷新されている。画面サイズは11インチと12.9インチで、Wi-Fiモデルと5G対応のWi-Fi+Cellularモデルをラインナップ。4月30日より予約を受け付け、5月後半に発売する。
ディスプレイは、12.9インチモデルが1万個超のミニLEDで構成される「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載。最大輝度1,000nit、ピーク輝度1,600nitに達する極めて明るいディスプレイで、解像度は2,732×2,048ドット、コントラスト比は100万:1。11インチモデルは解像度2,388×1,668ドット、最大600nitの「Liquid Retinaディスプレイ」を搭載する。
プロセッサは前述の「M1」を搭載し、先代の「A12Z Bionic」からCPU性能は最大50%、GPU性能は最大40%向上した。iPadとしては初めてメモリ容量も公開され、ストレージ128GB/256GB/512GBモデルは8GB、1TB/2TBモデルは16GB。リアカメラは1,200万画素広角+1,000万画素超広角+LiDARスキャナを搭載、一日中使用可能と謳う20W急速充電対応のバッテリーを内蔵する。OSはiPadOS 14。
そのほか、インターフェイスは最大40GbpsのThunderbolt 3/USB4を実装。ネットワークはWi-Fi 6+Bluetooth 5.0をサポート。外形寸法と重量は、11インチモデルが幅178.5mm、奥行き247.6mm、厚み5.9mm、466~468g。12.9インチモデルが幅214.9mm、奥行き280.6mm、厚み6.4mm、682~684g。カラーはスペースグレイとシルバーをラインナップする。
また、「iPhone 12」および「iPhone 12 mini」の新たなカラーバリエーション“パープル”も発表された。新色の追加により、「iPhone 12」「iPhone 12 mini」のバリエーションは全6色展開に拡大。色違いによる価格の違いはない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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