2021.05.13 10:53 更新
2021.05.12 配信
ASUSのフラッグシップスマートフォン「ZenFone」シリーズに最新モデルが登場した。先代の「ZenFone 7」では可動式のフリップカメラがトピックだったが、最新世代ではやや路線を変更。スリムなカメラ一体型スマートフォン「Zenfone 8」と、従来のフリップスタイルを継承する「Zenfone 8 Flip」の2タイプをラインナップする。なお、現時点で日本市場での展開は不明だ。
「Zenfone 8」は横幅を68.5mmに抑えた、スリムタイプの5.9インチスマートフォン。ディスプレイはSamsung製有機ELを採用、解像度は2,400×1,080ドットでリフレッシュレート120Hzをサポートする。また、シリーズで初めてIP68の防水・防塵に対応した。
プロセッサはSnapdragon 888で、メモリ最大12GB、ストレージ最大256GB、4,000mAhのバッテリーを内蔵。OSはAndroid 11ベースのZenUI 8を搭載する。
ボディ一体型のカメラは、ソニーIMX686センサー採用の6,400万画素メインとソニーIMX363採用の1,200万画素超広角の2眼カメラを装備。8K動画撮影や最小4cmのマクロ撮影、スーパースローモーション撮影などに対応する。
そのほか、ネットワークは5G+5G/4GのDSDVとWi-Fi6Eをサポート。カラーバリエーションはObsidian BlackとHorizon Silverをラインナップする。外形寸法は幅68.5mm、奥行き148mm、厚み8.9mm、重量169g。
Zenfone 8 Flip |
「Zenfone 8 Flip」は、先代譲りのフリップカメラを備えたカメラ重視のバリエーションモデル。ディスプレイは6.67インチと「Zenfone 8」より大型で、解像度は2,400×1,080ドット、リフレッシュレート90Hzに対応する。
最大の特徴でもあるフリップカメラは、ソニーIMX686センサー採用の6,400万画素メインとソニーIMX363採用の1,200万画素超広角、800万画素望遠レンズで構成される3眼仕様。8K動画撮影や光学3倍ズームに対応する。カメラモジュールは無段階で角度を調整可能なため、圧倒的性能の3眼カメラを自撮り用のインカメラに転用できる。
主なスペックは、プロセッサがSnapdragon 888、メモリ8GB、ストレージ最大256GB、5,000mAhバッテリーなど。OSAndroid 11ベースのZenUI 8を搭載する。
そのほか、ネットワークは5G+5G/4GのDSDVとWi-Fi6Eをサポート。大型サイズを活かしてmicroSDスロットも備えたトリプルスロット仕様になっている。外形寸法は幅77.28mm、奥行き165.04mm、厚み9.6mm、重量230g。カラーバリエーションはGalactic BlackとGlacier Silverの2色展開。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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