2021.05.26 20:23 更新
2021.05.26 配信
グローバル向けには3月にリリースされていた、ASUSの最新ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5」シリーズが国内向けに発売決定。Snapdragon 888を搭載する最高峰のスペックとゲーミング向けギミックを複数備えたハイエンドモデルで、期待されていた最上位「ROG Phone 5 Ultimate」も数量限定で販売が決まった。
カラーはベースモデルの「ROG Phone 5」がファントムブラックと新色ストームホワイトの2色展開。「ROG Phone 5 Ultimate」はストームホワイトのみラインナップする。
ROG Phone 5 Ultimate |
バッテリーを分割配置してSoCを中央にレイアウトする「センターCPU配置」を初採用、大型の3Dベイパーチャンバーで冷却を行う。「技術的難易度が高かった」という設計ながら、外部クーラー「AeroActive Cooler 5」が熱源を狙い撃ちで冷却可能になり、装着時のCPU温度は10℃低下するという。
ディスプレイはSamsung製の6.78インチ有機EL(2,448×1,080ドット)を搭載。リフレッシュレート144Hz/応答速度1msに対応するほか、タッチサンプリングレートは300Hzに向上、タッチレイテンシも24.3msに短縮された。また、HDR10のダイナミックレンジに対応、パネルは最新の「Gorilla Glass Victus」で保護されている。
本体にはL/Rボタンとして機能する超音波タッチセンサー「AirTrigger 5」を実装。新たにスワイプ操作や水平・垂直方向のスライド操作が可能になり、モーションコントロールを組み合わせた機能割り当てに対応している。外部クーラー「AeroActive Cooler 5」にも物理ボタンが2基実装されているほか、上位機種の「ROG Phone 5 Ultimate」は背面の2箇所に背面タッチパッドも備えている。
また、専用アプリでは各種ボタンの割り当てに加え、動作モードのプリセット選択、アプリごとに動作クロックを設定するなどの詳細なカスタマイズが可能。
主なスペックは、プロセッサがSnapdragon 888で、メモリとストレージは「ROG Phone 5」が12GB/16B+256GB、「ROG Phone 5 Ultimate」は18GB+512GBを内蔵。「ROG Phone 5 Ultimate」はAntutuベンチマーク83万オーバーのスコアをマークしたという。
そのほか、ソニーIMX686センサーを採用する6,400万画素メイン+1,300万画素超広角+500万画素マクロの3眼カメラを装備。バッテリー容量は6,000mAh(3,000mAh×2)で、最大65Wの急速充電に対応する。
オーディオはDXOMARK AUDIO 79の大音量を再生できるデュアルフロントステレオスピーカーを搭載。ESS製ハイエンドDACを内蔵し、3.5mmイヤホンジャックも復活した。なお、「ROG Phone 5 Ultimate」の背面には時刻やバッテリー残量、アニメーションなどを表示できるサブディスプレイが搭載されている。
ROG Phone 5(ファントムブラック) |
ROG Phone 5(ストームホワイト) |
また、従来モデル同様に各種専用アクセサリによる機能拡張に対応。外部クーラーの「Aero Active Cooler 5」(税込5,980円/Ultimateには付属)、ゲームパッド「Kunai 3 Gamepad for ROG5」(税込12,080円)、専用バンパーケース「ROG Phone 5 Kunai 3 Bumper」(税込2,480円)などが発売される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/