高エアフローの「トルクスファン 3.0」を2基搭載した独自クーラー

MSIより、デュアルファンクーラーを装備したRadeon RX 6600 XTグラフィックスカードの新モデル「RADEON RX 6600 XT MECH 2X 8G OCV1」がリリース。数量限定で本日より販売が開始される。

冷却機構には、「トルクスファン 3.0」を2基搭載したオリジナルのデュアルファンクーラーを採用。従来型ファンブレードと分散型ファンブレードの2種類で構成されるインペラが特徴で、一般的なファンに比べより多くのエアフローを生み出すことができる。

製品としては「Radeon RX 6600 XT MECH 2X 8G OC」をベースにヒートシンクデザインを見直したモデルで、厚みが2スロットピッタリに改良。全体的にカードサイズが一回り小型化したことで、より扱いやすくなった。また、背面には剛性強化と背面保護を兼ねたバックプレートを備えている。

動作クロックは、ブーストクロック2,602MHz（リファレンス：2,589MHz）のオーバークロック仕様。メモリスピードは16Gbps、メモリバス幅128bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載している。

バスインターフェイスはPCI-Express4.0で、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.1×1の4系統。消費電力は160Wとされ、補助電源は8pin×1を備える。外形寸法は幅128mm、奥行き215mm、厚み42mm、重量728g。

文： 編集部 絵踏 一
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