2022.01.05 01:46 更新
2022.01.04 配信
AMD(本社:アメリカ)は2022年1月4日(現地時間)、「CES 2022」の開幕に合わせて、新しい「Zen 4」コアを採用する次世代デスクトップCPU「Ryzen 7000」シリーズを発表した。
CEOのLisa Su氏が“The Next Big Step”と語る、現行「Ryzen 5000」シリーズの後継にあたるデスクトップ向けCPU。新しい5nmプロセスの「Zen 4」アーキテクチャを採用するほか、プラットフォームもLGAタイプの「Socket AM5(LGA1718)」へ刷新される。
新CPUはPCI-Express5.0やDDR5メモリをサポート。2022年後半に市場に投入される予定だ。
現行のAM4プラットフォームを採用する新CPU「Ryzen 7 5800X3D」も合わせて発表された。「COMPUTEX TAIPEI 2021」で公開されていた3Dダイスタッキング技術「3D V-CACHE」を採用する初めてのCPUとして、今春に発売される。
SRAMキャッシュをダイの上に積層させる技術で、32MBのL2キャッシュに加え64MBの3D V-CACHEを搭載。1,080pのAAAタイトルにおいて、平均15%のパフォーマンス向上を実現するという。主な仕様は、8コア/16スレッド、最大4.5GHz、TDP105Wなど。チップセットはAMD 400/AMD 500に対応する。
文: 編集部 絵踏 一
AMD: https://www.amd.com/