2022.01.12 10:52 更新
2022.01.12 配信
Micro-Star Int’l Co.,Ltd.(MSI)は2022年1月11日(現地時間)、GDDR6X 12GBメモリを実装する新しい「GeForce RTX 3080」を搭載したグラフィックスカード新製品を発表した。いずれも既存の「GeForce RTX 3080」からビデオメモリ(10GB→12GB)が増強されメモリバス幅(320bit→384bit)が拡張されたほか、CUDAコアも8,960基に増加している。
ラインナップは全部で6モデル。いずれも現時点で動作クロックは未定で、本日の解禁以降に順次グローバルにて発売が開始される。
「GeForce RTX 3080 SUPRIM X 12G LHR」と「GeForce RTX 3080 SUPRIM 12G LHR」は、最上位の「SUPRIM」シリーズに属するGeForce RTX 3080 12GBグラフィックスカード。3連ファンクーラー「TRI FROZR 2S」を装備する製品で、クーラーは3基の「TORX FAN 4.0」、エアフローを制御するフィン構造、大型ベースプレート、メモリモジュール専用のヒートシンクなどで構成。クーラーとバックプレートの両方にARGBイルミネーションを内蔵する。
上位モデルの「SUPRIM X」の方がより高いクロックにチューニングされる見込みで、パフォーマンスと静音動作を使い分けられるデュアルBIOSも搭載する。外形寸法は幅140mm、奥行き336mm、高さ61mm、重量1,882g。補助電源は8pin×3を備える。
「GeForce RTX 3080 GAMING Z TRIO 12G LHR」と「GeForce RTX 3080 GAMING TRIO PLUS 12G LHR」は、「GAMING TRIO」シリーズのGeForce RTX 3080 12GBグラフィックスカード。「TRI FROZR 2」クーラーを装備する高冷却モデルで、冷却ファンは3基の「TORX FAN 4.0」を採用、マット仕上げのバックプレートも備える。
こちらも上記同様に「Mystic Light」に対応するARGBイルミネーションを内蔵する。外形寸法は幅140mm、奥行き323mm、高さ56mm、重量1,566g。補助電源8pin×3仕様。
「GeForce RTX 3080 VENTUS 3X PLUS 12G OC LHR」と「GeForce RTX 3080 VENTUS 3X PLUS 12G LHR」は、質実剛健がモットーの「VENTUS 3X」シリーズに属するGeForce RTX 3080 12GBグラフィックスカード。「TORX FAN 3.0」を採用した3連ファンクーラーと剛性を高めるバックプレートを装備、ARGBイルミネーションは省略されている。外形寸法は幅120mm、奥行き305mm、高さ57mm、重量1,362g。補助電源は8pin×2仕様。
なお、いずれもメモリスピードは19Gbps。バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16)で、出力インターフェイスはDisplayPort1.4a×3、HDMI2.1×1の4系統を備える。
文: 編集部 絵踏 一
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://www.msi.com/