主要コンポーネントを分散配置する“クアッドキャビン”構造を採用

Deepcool Industries（本社：中国 北京）国内正規代理店の株式会社アユート（本社：東京都文京区）は2022年12月7日、4つのブロックで構成された近未来的デザインの大型PCケース「QUADSTELLAR INFINITY」について、新規取り扱い開始を発表した。

モビルアーマーか宇宙船かという近未来的デザインは、いわく“宇宙からの帰還”をイメージしたもの。2018年に発売された「Quadstellar」の後継モデルにあたり、Deepccolロゴを配した中央部を軸とした4つのブロック（キャビン）で構成。それぞれのブロックに熱源となる主要コンポーネントを分散配置することで、熱干渉を防ぐ狙いがある。各ブロックはフロント部の開閉が可能で、状況に応じてエアフローを強化できる。

また、側面の6ヶ所に強化ガラスパネルを配置し、内部を美しく魅せることが可能。フロントには4つのRGB LEDを内蔵し、鮮やかなライティングが楽しめる。

冷却ファンは120mm×9および80mm×2、最大360mmサイズの水冷ラジエーターもマウント可能。ストレージは3.5インチ×3、2.5インチ×3構成で、CPUクーラーは全高135mm、グラフィックスカードは最長380mmをサポートする。グラフィックスカードはライザーケーブル（別売り）を使用することで、マザーボードとは別のブロックに独立して組み込むことが可能だ。

対応フォームファクタは、E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX。外形寸法は幅487mm、奥行き540mm、高さ494mm、重量14.3kg。フロントI/Oは、USB Type-C×1、オーディオジャック×1を備える。

文： 編集部 絵踏 一
Deepcool Industries： https://jp.deepcool.com/
株式会社アユート： https://www.aiuto-jp.co.jp/