4種ドライバーを超精密クロスオーバーで調和させる設計

株式会社アユート（本社：東京都文京区）は2023年4月6日、Astell&KernブランドのオリジナルIEM製品第2弾となる4種ドライバー搭載の「AK ZERO2」について、新規取り扱い開始を発表した。市場想定売価は税込179,980円で、5月20日に発売予定。

原音に忠実なサウンドを追求する、「AK ZERO1」に続くオリジナルIEMの第2弾モデルにあたる製品。4種類の異なるドライバーで構成された「Quad-brid」設計を採用、中域と中低域にデュアルカスタムBAドライバー、高域には高音特化のマイクロ・レクタンギュラー平面駆動ドライバー、低域と超高域用にピエゾトランスデューサー（圧電振動子）を組み合わせた10mm径ダイナミックドライバーを搭載する。

これらを超精密クロスオーバーネットワークで調和させ、3Dプリントによるアコースティックチャンバーで最適配置。共振を抑制するCNCメタルハウジングに収めた。優れた音域バランスと超低歪を実現、生音のジャズや壮大な大編成クラシックまで、様々な音源を繊細かつピュアなサウンドで楽しめるという。

IEM側のコネクタはMMCXで、ケーブルにはHi-Fiグレードの4芯純銀メッキOFCケーブルを採用、プラグは3.5mmアンバランスと4.4mmバランスの両方が付属する。そのほか、5サイズのシリコンイヤーピースと1サイズのフォームイヤーピース、キャリングケースなどが同梱される。

文： 編集部 絵踏 一
Astell&Kern： https://www.iriver.jp/
株式会社アユート： https://www.aiuto-jp.co.jp/