2023.10.02 10:32 更新
2023.10.02 配信
Google Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州)のGboard開発チームは2023年10月1日、ユニークなデザインのDIYキーボード「Gboard 帽バージョン」のコンセプトを公開した。
これまでも「思いどおりの文字入力を提供する」ために、多数の変わり種キーボードの提案を行ってきたGoogle JapanのGboardチームから新コンセプト。まるで棒のようなキーボードの「Gboard 棒バージョン」に続いて、2023年版は帽子のように被って使える「Gboard 帽バージョン」を紹介してくれた。
【関連記事】これぞまさしく“キー棒ド”?1次元配列の「Gboard 棒バージョン」をGoogleが公開(2022.10.03 10:56 更新)
「手に馴染んだキーボードを持ち歩きたい」というニーズに応えるため、「肌身離さずに持ち運びやすいキーボード」として開発されたという、(相変わらず)エイプリルフールのような提案になっている。これまではキーボードの“キー”に焦点をあてた開発を続けてきたところ、「今回は“ボー”推しでデバイスを開発した」らしい。
その使い方は、頭に装着し、左右に回した角度によって入力する文字を選択、押して確定(入力)するというもの。頭を覆う形状は、日差しの強い場所や寝起きの自由な髪型との組み合わせにも最適とされ、「使えば使うほどに頭がよく鳴る」とのこと。形崩れ防止のメッシュモジュールや、落下防止機能の便利なあご紐「Caps Lock モジュール」といったオプション品も構想されているらしい。
また、リバーシブルの紅白バージョン、ディスプレイ内蔵バージョン、スマホケース付きバージョン、太陽光発電バージョンなど、シーンに合わせた様々なデザインを検討しているとのこと。(当然ながら)製品としての発売予定はないものの、自作用の設計図をオープンソースとして公開。試着したい人向けに、ダンボールとハサミで自作できる製作ガイドも公開されている。
文: 編集部 絵踏 一
Google Inc.: https://www.google.com/