任意の情報を表示、デイジーチェーンで連結可能

Streacom（本社：オランダ）は2023年10月24日（現地時間）、E Inkディスプレイを搭載したアナログメーター「VU1」を正式発表した。カラーはBlackとSilverの2色で、12月末に発売予定。

「COMPUTEX TAIPEI 2023」で展示されていた際の様子

「COMPUTEX TAIPEI 2023」のStreacomブースで展示されていた、レトロ風味のモニタリングガジェットが実際に発売されることになった。システム情報などをダイヤルゲージで表示するアナログメーターで、Type-C接続によるデイジーチェーンに対応。PC用の接続ポートを追加で備えるハブユニットの「HUB」と、増設用の「DIAL」で構成される。

1.5型のE Inkディスプレイ（200×144ドット）には、CPUやGPUの動作クロック、使用率といったシステム情報を表示。画面に連動してアナログメーターが動作する仕組みになっている。表示データは専用ユーティリティを使用して設定可能なほか、オープンソースのためカスタマイズ次第でユーザーが任意の情報を表示できる。

なお、デイジーチェーンで連結可能な台数は最大32基とのことで、COMPUTEX取材時（64基）から仕様変更。筐体はアルマイト加工されたサンドブラスト仕上げのアルミ製で、外形寸法は幅55mm、奥行き55mm、高さ56mm、重量は180g。製品にはスタック用の滑り止めストリップ、角度をつけるためのスタンドが付属する。

HUB×1/DIAL×3で構成される「Starter Kit」とDIAL×4構成の「Expansion Kit」に加え、HUBとDIALの単体モデルも販売される。

文： 編集部 絵踏 一
Streacom： https://streacom.com/