2024.08.19 18:08 更新
2024.08.19 配信
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)は2024年8月19日、人気シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi 5」の最も安価なバリエーションである2GBモデルを発表した。グローバルでの価格は50ドルで、国内向けには株式会社スイッチサイエンスから税込9,790円で販売が開始される。
「Raspberry Pi 5」はこれまでメモリ容量8GBおよび4GBのモデルが販売されていたところ、新たに最も安価なバリエーションである2GBモデルが追加。より手頃なコストで最新Raspberry Piシリーズを購入可能になった。
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Cortex-A76ベースのBroadcom BCM2712とVideoCore VII GPUで構成される基本仕様は同様で、前世代の「Raspberry Pi 4」に比べてCPU性能は2~3倍、GPU性能も向上している。独自開発のI/OコントローラRP1を搭載し、カメラ・ディスプレイ・USBなどのインターフェイス機能が向上、PCI Express 2.0が利用できる点も特徴とする。
また、電源ボタンを標準実装。別売りHAT接続によりM.2 SSDの組み込みをサポート。ネットワークは802.11ac Wi-FiおよびBluetooth 5.0に対応する。電源はカスタムPDの5V/3A対応アダプタ使用が推奨されている。
文: 編集部 絵踏 一
Raspberry Pi Foundation: https://www.raspberrypi.org/
株式会社スイッチサイエンス: https://www.switch-science.com/