2025.01.07 19:04 更新
2025.01.07 配信
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2025年1月7日(現地時間)、NVIDIA GeFoce RTX 5090/5080搭載グラフィックスカードを発表した。Blackwellアーキテクチャを採用する最新GPU GeForce RTX 50シリーズは、CES 2025の開幕に合わせてデビュー。各社より採用モデルが相次いでアナウンスされている。
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「ROG Astral GeForce RTX 5090 32GB GDDR7」は、シリーズフラッグシップモデル。ROGシリーズ初となるクアッドファンVGAクーラー”Quad-Fan Force”を採用し、最大20%の空気流量と静圧が向上。特許取得済みのベイパーチャンバー・ヒートシンクの搭載もトピックで、GPUヒートスプレッダの表面積を5%増加させる熱効率の最適化”MaxContact”も採用し、安定動作を目的とした冷却強化がアピールされている。
現時点エンジンクロックは非公開ながら、CUDAコア数21,760ユニット、メモリスピード28Gbps、メモリバス幅512bit、さらにビデオメモリGDDR7 32GBを実装。インターフェイスはHDMI 2.1dx2、DisplayPort 2.1ax3を装備し、最大4画面出力に対応。補助電源コネクタは16pinx1、推奨電源ユニットは1,000Wで、外形寸法は幅149.3mm、長さ357.6mm、厚さ76mm(3.8スロット)。
「ROG Astral GeForce RTX 5080 16GB GDDR7」は、GeForce RTX 5080を搭載する新ROG Astralファミリーの上位機種。GeForce RTX 5090モデル同様、冷却を強化したクアッドファンVGAクーラー”Quad-Fan Force”を採用する。
ボディはダイキャストフレームとメタル製GPUブラケットにより剛性を確保。35%以上高いヘッドルームを実現するプレミアムパワーバッテリー(80A MOSFET)、さらに湿気や埃から保護するProtective PCB Coatingの採用など、ハイエンドグラフィックスカードらしい仕上がりも特徴とされる。
またパフォーマンスモードと静音モードが切り替えられる「デュアルBIOS」の実装や、GPUの状態を監視し制御するユーティリティ「GPU Tweak III」にも対応する。
スペックはCUDAコア数10,752ユニット、メモリスピード30Gbps、メモリバス幅256bit、さらにビデオメモリGDDR7 16GBを実装。インターフェイスはHDMI 2.1dx2、DisplayPort 2.1ax3を装備し、最大4画面出力に対応。補助電源コネクタは16pinx1、推奨電源ユニットは800Wで、外形寸法は幅149.3mm、長さ357.6mm、厚さ76mm(3.8スロット)。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
ASUSTeK Computer Inc.(ROG): https://rog.asus.com/