Patrick
先ほども言ったように、ここが台湾文化なのかもしれません。すごく合理的な考え方をしますので。
編集部:
その後5日間ほどで店頭から商品が下げられましたね。これはいわゆる“大人の事情”ですか?
Patrick
はい、さすがに。まずこのフライングに関しては、世界的にも著名な大手メディアが動画付きで販売風景を報じました。ご覧になった方も多いと思いますが、このサイトを含め、大きな話題(問題?)になり、「羨ましい」という声もあれば、非難する声もあちこちから聞かれました。
私の聞いた話では、台湾ブランチのIntelは静観し、本国(アメリカ)のIntelが現場に赴いたと言われています。ここも合理的で、台湾Intelの主な業務はマーケティングであり、今回のような騒動には関知しない立場という事のようです。一方でフライング販売の真相または感想をとあるメディアが本国のIntelに質問状を出した事が販売中止の発端になったという話も出ています。実際の所は私も分かりません。
ちなみに台湾国内の掲示板では、エルミタージュ秋葉原の記事にリンクを付けた上で、「日本のユーザーは非常に羨ましいと感じている」という書込が目立ちました。台湾発が大多数を占めるPCパーツですが、通常日本市場の方が早く店頭に並ぶ事が多く、逆に羨ましいと感じている台湾自作ユーザーが少なからずいましたので、そのトーンはちょっと嬉しそうでしたね(笑)。
Core i5-750リテールボックス
編集部:
なるほど。真相は闇の中ですか。でも店頭から消えた商品はどこに行っちゃったのでしょう。
Patrick
お店のバックヤード(笑)。商品は陳列棚から下げられました、店員に「売って欲しい」と言えば、普通に買えましたよ。販売は中止されましたが、在庫が存在する問題は解決していません。また、光華商場で目につかなかったとは言え、台湾Yahoo!等では引き続き販売は続けられていました。