Windows 7協奏曲。やはり「お祭り」は日本独特の伝統

深夜販売恒例となったくす玉も登場したカウントダウンイベント

• 編集部：
  最後にWindows 7についてお伺いします。秋葉原では昼間以上の賑わいでカウントダウンイベントが大盛況でした。
• Patrick
  リアルタイムで見ていましたよ。すごかったですね。
• 編集部：
  当然台湾ではあり得ませんよね？
• Patrick
  もちろんです（笑）。
• 編集部：
  台湾でWindows 7の評判はいかがですか？
• Patrick
  Vistaが悪かったワケでは決してありませんが、やはり軽快さで言えば当然後に開発された方が有利です。Windows 7は正式リリース前から台湾自作ユーザーの多くの人が使っていました。
• 編集部：
  久しぶりですよね、OSでこんな状態になるのは。自作業界にいると、ソフトウェアで賑わうよりもハードで賑わって欲しいというのが本音ですが、、、一時期64bit版のDSP版が品切れになる自体にも陥りました。
• Patrick
  台湾では常に潤沢だったようですよ。
• 編集部：
  やはりDSP版の64bit Professionalが売れ筋ですか？
• Patrick
  どうでしょうか。Home Premiumの64bitで十分という人が私の周辺では多いようです。
• 編集部：
  XPモードの有無が大きな違いかと思いますが。
• Patrick
  あれ必要ですか？（苦笑）。
• 編集部：
  こればっかりはユーザーの使用目的に依存しますよね。僕は不要ですが（笑）。
• Patrick
  私も必要としません。ただ、マイクロソフトの気遣いは感じられますよね。良いOSです。
• 編集部：
  同感。今作業環境で、デスクトップにはProfessional 64bitのDSP版を、ノートにはHome Premium 32bitアップグレード版を入れています。ちなみにノートにアップグレード版をインストールした時は3時間半くらいかかりましたよ。（両者爆笑） 4万ファイルをチェック中と出た時は泣きそうになりました。1セッションだけじゃないですからね。
• Patrick
  その間、ご飯も食べられてお風呂にも入れますね。
• 編集部：
  まったくです。


台湾でも欲しがるユーザーがいる水樹奈々さん関連特典

• Patrick
  そういえば、日本ではキャラクターを用いてのプロモーションが非常に効果的だったと聞きましたが。
• 編集部：
  窓辺ななみですね。日本のユーザーには今回のプロモーションは大方好意的でした。また日本では人気のある水樹奈々さんも登場。
• Patrick
  水樹奈々さんは台湾でも人気があります。
• 編集部：
  そうなんですか。正直に白状すると、僕は知りませんでした、、、
• Patrick
  水樹奈々さんもそうですが、あのキャラクター（窓辺ななみ）が付いているプロモーション用グッズを欲しがる台湾ユーザーが多かったですよ。
• 編集部：
  そこまで人気があるとは知りませんでした。
• Patrick
  そういう所は日本も台湾も境界線が無いと思います。ただし夜中に人が集まるような事はありませんけどね。

対談後記

非常に慌ただしいスケジュールの中の強行対談。今回も台湾のPC自作事情の一端を垣間見ることができた。今回掲載できなかったお題目を含め、年末にもう一度お届け出来ればと考えている。なおPatrick氏に聞いてみたい質問等お寄せ頂ければ是非編集部までご一報のほど。