エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.154
2012.07.09 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「Agility 4」シリーズのスペックを確認したところで、パッケージと外観を画像にてチェックしていくことにしよう。パッケージはOCZのエントリーモデルではお馴染みのブリスターパッケージタイプ。付属品もマニュアルのみといたってシンプルな構成だ。
周囲が圧着されたブリスターパッケージ。開封に少々苦労するため、個人的には一般的なボックスタイプへの変更を希望 | パッケージ裏面には、保証規定が記されたシールが貼り付けられている。3年間の保証はエントリーモデルでは十分だ |
付属品はユーザーズマニュアルとOCZロゴシールのみ。2.5インチ→3.5インチ変換アダプタも付属しないため、必要な場合は別途用意しておこう |
ヘアライン加工が施されたアルミ製台座には型番とシリアルナンバーが記載されている | 接続インターフェイスはSATA3.0(6Gbps) |
目視する限り、「Agility 4」のコントローラや基板は「Vertex 4」と同じ物が採用されている。一方、MLC NANDフラッシュはSynchronousからAsynchronousタイプへ、キャッシュメモリもDDR3-1600MHzからDDR3-1333MHzへと変更されていた。
4隅のネジを外し基板を確認したところ。なお基板は4本のネジでABS樹脂カバーに固定されている | アルミ製台座には厚さ約3mmのコントローラ冷却用サーマルパッドが貼り付けられ、ボディに熱を逃がす設計 |
基板表面にはSSDコントローラ、8枚のMLC NANDフラッシュ、1枚のキャッシュメモリを実装する | 基板裏面には8枚のMLC NANDフラッシュと1枚のキャッシュメモリを実装する |
キャッシュメモリは、DDR3 1333MHz、容量256MBのHynix「H5TQ2G63BFR-H9C」が2枚搭載され合計512MB | MLC NANDフラッシュは、容量8GBのMicron「29F64G08CBAAA」を16枚搭載。なお製造プロセスは25nmで、P/Eサイクルは3,000サイクルのAsynchronousタイプ |
シルク刻印を確認すると「IDX400M00-BC」で「Vertex 4」と同一コントローラを実装。外形寸法は実測で約17×17mm | 基板にはmSATAコネクタも用意される |
ファームウェア格納用と思われる4MbitフラッシュメモリST Microelectronics「25P40」 | 電圧レギュレータRICHTEK「RT9991GQV」 |