エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.156
2012.07.17 更新
文:GDM編集部 池西 樹
Benchmark Readは、横軸のスケールが変わったためSATA3.0(6Gbps)環境よりブレが大きく見えるが、実際には190MB/secから220MB/secの30MB/secでほとんど変わらない。そしてWriteでは、ブレ幅が大幅に小さくなり最低値もSATA3.0(6Gbps)の75MB/secから150MB/secへと上昇している。ここまでの結果をみる限り、シーケンシャル書込はSATA2.0(3Gbps)の方が安定している印象だ。
またRandom Accessは、Read最大7,800 IOPS、Write最大21,000 IOPSでSATA3.0(6Gbps)環境とほとんど差がなく、OSやアプリケーションの起動などランダムアクセスが重要になる用途であれば、インターフェイスの違いはあまり気にする必要がなさそうだ。
「ATTO Disk Benchmark 2.47」の結果は読込最大283MB/sec、書込最大265MB/secで、SATA2.0(3Gbps)インターフェイスの限界までしっかりと性能が発揮されている。