エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.157
2012.07.20 更新
文:GDM編集部 絵踏 一/松枝 清顕
大柄な「Twin Frozr IV」を取り外すと、アルミプレートにサンドイッチされたカード基板が確認できる。12フェーズの電源回路を搭載する独自基板上は、過激なオーバークロックにも耐える高品質コンポーネントで満載だ。カードの外形寸法は実測値でW280×D11.5mmで、カード長約250mmほどであったリファレンス基板に比べてもかなり大型化している。
カードの表裏はアルミプレートでサンドイッチされ、基板上のチップを効率良く冷却している |
出力インターフェイスには信号劣化の少ない金メッキが施されている。オリジナルクーラー「Twin Frozr IV」を駆動させるファンコネクタは4pin構成だ |
次はアルミプレートに隠されている、基板上の各種チップやパーツ群をまとめて画像でチェックしていこう。
NVIDIAのハイエンドGPU GeForce GTX 680 | 金色に輝くチョークコイル「Golden SSC」 |
10年以上の長寿命を誇るアルミ電解コンデンサ「Dark Solid Capacitor」 | 低発熱で高い電流容量をもつMOSFET「CopperMOS」 |
International Rectifier製PWMコントローラ「CHL8318」 | ANPEC製電源レギュレータ「APL1117」 |
基板上には電圧をテスターで測定できる「V-Check Points」が搭載される | こちらはBIOSの切り替えスイッチ。MSIがチューニングした「Lightning BIOS」と、各種保護機能を無効化したOC用の「LN2 BIOS」を切り替えることができる |