エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.158
2012.07.25 更新
文:GDM編集部 Tawashi/池西 樹
マイクロンはメーカー公称値の145MB/secを大きく上回る、最高で170MB/secの好スコアを記録。次点のSONYとの比較で約40MB/sec、それ以外の製品にはダブルスコアに近いパフォーマンスを発揮し、まさに他の製品を圧倒する結果となった。
またプラットフォーム別では「AMD A75」で全体的に約5%前後と若干の落ち込みを確認。それ以外に目立った点はない。
今回のテストで最も違いが顕著に現れたのがこのシーケンシャル書込。マイクロンが115MB/secとメーカー公称値通りの高いスコアを計測したが、それ以外の製品では読込速度で唯一食い下がっていたSONYでも約26MB/secと大幅に落ち込んでいる。頻繁なデータ書込や、保存したデータを直接編集するような場合にはマイクロンが断然オススメとなるワケだ。
512Kランダム読込の結果を確認すると、マイクロンは今回テストした製品で唯一150MB/secを超え、他の製品を寄せ付けない高いパフォーマンスを発揮。またプラットフォーム別で見ると「AMD A75」での落ち込みがやや大きくなっているのが気になるところ。
512Kランダム書込では、すべての製品で大幅にスコアが低下し、USBフラッシュメモリの弱点を露呈した結果に。ただし、その中でもマイクロンは唯一4MB/sec前後と他の製品の2倍近い性能を発揮している点は注目に値する。またプラットフォームによる違いを確認すると、ここでは「AMD A75」が健闘し、その他の多くの製品で最も高いスコアを計測した。