基板上のオーバークロック機能をチェック
「990FX Extreme4」はハイエンドを謳うモデルだけあって、POST状態を確認できる「Dr.Debug」、電源/リセット/Clear CMOSに対応したSmart Switch群など、オーバークロック機能も充実している。
バラックでのオーバークロック設定に便利な、電源ボタンとリセットボタン。その横にはPOST状態が確認できる「Dr.Debug」も配置されている |
ケースに組み込んだあとでも簡単にUEFIをクリアできる「Clr CMOS」ボタン |
バックパネル部をチェック
バックパネル部のインターフェイスはUSB3.0×2、USB2.0×6、eSATA3.0(6Gbps)×1、ギガビットLAN×1、IEEE1394×1、音声入出力×6、光デジタル×1、同軸音声×1、PS2×2と充実した構成で、機能不足を感じることはないだろう。
USB3.0×2やeSATA3.0(6Gbps)など高速インターフェイスを中心に充実した構成
基板裏面をチェック
リテンション固定用のバックプレートは金属製で、大型CPUクーラーやリテンション圧の高いクーラーを搭載した場合でも、マザーボードの歪みをしっかりと防止する。
VRM周りにICチップが搭載されているが、それ以外はすっきりとした構成の基板裏面 |
リテンション固定用のバックプレートは金属製。CPUクーラーによるマザーボードの歪みを防止する |
コネクタやチップを一気にチェックする
最後に気になる各種コネクタやチップを一気にチェックしていくことにしよう。
ATX 24pinコネクタ。20pin電源ユニットを使う場合の誤挿入を防ぐため、不要4pinにはカバーシールが貼り付けられている |
8pinタイプのATX12V。こちらも不要4pinにはカバーシールが貼り付けられていた |
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ファンコネクタはCPUクーラー4pin×1、ケースファン4pin×1、ケースファン3pin×2の合計4つ |
USB3.0用ピンヘッダ。フロントUSB3.0ブラケットが付属するため、PCケースが非対応でも無駄にならない |
メモリ横に配置されているUSB2.0用ピンヘッダ。個人的にはこの位置にUSB3.0用ピンヘッダを配置して欲しかった |
バックパネル前には、HDオーディオ、IR用ピンヘッダも用意される |
SATA3.0(6Gbps)コントローラMarvell「88SE9120」 |
PATAコントローラVIA「VT6330」 |
USB3.0コントローラEtron「EJ168A」はバックパネルとフロントピンヘッダ用の2基搭載 |
オーディオコントローラは7.1チャネルHD Audioに対応したRealtek「ALC892」 |
I/OコントローラNuvoton「NCT6775F」 |
ICS製クロックジェネレータ「9LPRS477CKL」 |
UEFI ROM。チップ容量は32Mbit |