エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.162
2012.08.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-Z77X-UP5 TH」の搭載チップセットは、最上位モデルIntel Z77 Expressの1チップ構成。オーバークロックチューニングに加えて、グラフィックスカードと内蔵GPUを協調動作させるLucid Virtu MVPやSSDをHDDキャッシュとして使用するIntel Smart Response Technologyに対応する。
UEFIを確認したところ、メモリクロックは最大3,200MHzの高クロック設定も用意されている。最近登場した2,800MHzクラスのオーバークロックメモリを使ってもまだまだ余力を残しており、当分メモリクロックの上限を気にする必要はないだろう。
拡張スロットの構成はPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express3.0(x4)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x1)×3、PCI×1。x16形状のスロットはいずれもCPU接続で、「Ivy Bridge」なら16/0/0、8/8/0、8/4/4動作に対応する。
SATAポートはIntel Z77 ExpressのSATA3.0(6Gbps)×2、SATA2.0(3Gbps)×4に加えて、Marvell「88SE9172」により、SATA3.0(6Gbps)×1、eSATA3.0(6Gbps)×1が増設されている。
バックパネルには同じくMarvell「88SE9172」でeSATA3.0(6Gbps)を増設。Windows 7ならAHCIモードでホットスワップに対応するため何かと重宝する |