「GA-Z77X-UP5H TH」の動作を確認する
画像でのチェックが終わったところで、ここからは実際に「GA-Z77X-UP5H TH」を動作させてその挙動を確認していこう。なお検証用のCPUは「Ivy Bridge」のフラグシップモデルCore i7-3770Kを用意し、セッション後半ではCPUのオーバークロックについても試してみることにした。ちなみにPCの構成は以下のとおり。
「GA-Z77X-UP5H TH」の「3D BIOS」をチェック
GIGABYTEではIntel 7シリーズからGUIによる直感的な設定が可能な「3D」モードと、BIOSのような詳細設定が可能な「アドバンス」モードの2つのモードを備える「3D BIOS」を搭載する。
さらにオーバークロック向けを標榜する「GA-Z77X-UP5H TH」では、CPU倍率、各種電圧、リミット値などチューニング項目も多数用意され、プロファイルも8つまで保存可能とするなど、ソフトウェア面でもオーバークロックを強力にサポートする。
「3D」モード。すべての操作がマウスで行えるよう最適化されている。下のメニューから「Advanced」を選択すると「アドバンス」モードへ移行する
CPUクロックやベースクロックなど、基本的なチューニングは「3D」モードで十分対応可能
BIOS設定に慣れている場合や、より詳細なチューニングをするなら「アドバンス」モードがオススメ
ギリギリまでチューニングする場合は「Core Current Limit」や「Turbo Power Limit」を手動で調整しておこう。また「Hyper-Threading Technology」はDisableにしたほうがクロックは上がりやすい傾向にある
フェーズコントロールや各種保護機能もDisableにしたほうが、オーバークロック率は向上する事が多い。1年保証が提供されるため、攻めの設定を試してみるといいだろう
UEFIは多言語対応済み。日本語での表記も違和感のある翻訳はなかった
当然Thunderbolt向けの設定もしっかりと用意されている
プロファイルは最大8つまで保存可能。さらにHDDやUSBメモリへのインポート/エクスポートにも対応する