エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.162
2012.08.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「HD-PA500TU3」に付属のThunderboltケーブルで接続したところ。ケーブルは比較的細めで取り回しは容易 |
デバイス マネージャーを確認すると、Intel製Thunderboltコントローラ「DSL3510L」は2ポートの「Standard AHCI 1.0 SATA Controller」として認識され、接続したHDDは特に問題なく使用することができた。ちなみにホットスワップにも対応するため、タスクマネージャーから通常のUSBデバイスと同様に取り外すことができる。
ちなみにOSのインストールも試してみたが、こちらは”インストール場所の選択”でエラーが発生してしまい、残念ながら完了することはできなかった。
続いて、Thunderboltの性能を確認するため「CrystalDiskMark 3.0.1c」で計測を行った。比較のためUSB3.0ポートへ接続した状態でも測定を行ったが、内蔵HDDの転送速度限界のためか有意な違いは出なかった。Thunderboltの性能を最大限に発揮するには、SSDやRAIDストレージのような高速な製品が必要になる。
Thunderbolt接続(左)とUSB3.0接続(右)の「CrystalDiskMark 3.0.1c」結果。シーケンシャル、ランダムとも転送速度は変わらない |