エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.165
2012.08.26 更新
文:テクニカルライター 藤田 忠
ここからは実際に「PV38G186C9K」をマザーボードに取り付けて、いろいろ試していこう。各種テストは、前回Patriot Memoryを試したVol.155と同じ「Ivy Bridge」プラットフォームで、CPUはCore i5-3570K、マザーボードには「Intel Z77 Express」を搭載するASUSTeK「P8Z77-V DELUXE」を使用している。
「PV38G186C9K」は、当然ながらXMP設定がSPDに用意されている。IntelプラットフォームならBIOS(UEFI)からXPMを選択するだけで、PC3-15000(1866MHz)動作に設定してくれる。AMDプラットフォームユーザーは、若干面倒だが、CASレイテンシや動作電圧を手動で設定しよう。
今回試す「PV38G186C9K」は、PC3-15000(1866MHz)動作時は、CL9-10-9-27の1.5V動作になる。CASレイテンシなどの設定値は本体やメーカーウェブサイトのSpec Sheet、「CPU-Z」などで確認可能だ。なお、Viper IIIシリーズは、速度や容量でCASレイテンシの値が微妙に違っているので要注意だ。
メモリ裏面のシールにも、CASレイテンシの数値と動作電圧が記載されているので確認しよう |