瞳が大きくデザインされたパッケージ。付属品はミドルレンジらしくシンプルな構成

スペックの確認ができたところで、次に画像を中心に「GV-N66TOC-2GD」をチェックしていくことにしよう。パッケージは、GIGABYTE製グラフィックスカードではすっかりお馴染みの“瞳”をモチーフにしたデザイン。背面にはオリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」と品質基準「Ultra Durable VGA」についての説明がビッシリと記載されている。
　また付属品は簡易マニュアル、ペリフェラル4pin-6pin変換ケーブル×2、ドライバ＆ユーティリティディスクのみとハイエンドに比べるといたってシンプルな構成だ。

黒を基調に、ブルーの瞳が印象的なパッケージ。外形寸法は実測値で約330×236×60mmとコンパクト

「GV-N66TOC-2GD」の特徴でもある「WINDFORCE 2X」と「Ultra Durable VGA」の説明は背面にまとめて記載

付属品はドライバ＆ユーティリティディスク、電源変換ケーブル、簡易マニュアルのみ。SLIブリッジケーブルも付属されないため、複数枚搭載する場合は別途用意する必要がある

ミドルレンジらしく軽量ボディの「GV-N66TOC-2GD」

パッケージと付属品の確認ができたところで、カード本体をチェックしていくことにしよう。「GV-N66TOC-2GD」の基板長は実測値で約213mmとかなりコンパクト。ただし、VGAクーラーのフレーム部が大きくせり出しているため、搭載スペースは約255mm必要。出力インターフェイス側に30mmほどスペースがあることから、この点は今後ぜひ改善してもらいたい。
　一方で重量は約550gとかなり軽量で、ハイエンドモデルにありがちなVGAクーラの重みでグラフィックスカードが歪んでしまう心配はないだろう。

デュアルファンクーラー「WINDFORCE 2X」を搭載する「GV-N66TOC-2GD」

2スロットという限られたスペースを有効に活用するため、搭載ファンの厚みはモータ部が約12mm、インペラ部は約7mmの薄型タイプ

ヒートシンクの一部とプラスチックのカバーが大きく基板をはみ出している点はやや気になる

ファンコネクタは3pin仕様。回転数は負荷に応じて自動的に制御される

出力インターフェイスはDVI-D×1、DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×1。ちなみに、すべての端子にホコリやゴミの侵入を防ぐプラスチックカバーが装着されている