エルミタ的速攻撮って出しレビューVol.170
2012.09.01 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いてピンヘッダや各種コネクタ類を画像でチェックしていこう。
(画像左)ATXコネクタは一般的な24pinコネクタ/(画像右)ATX12Vは、オーバークロックによる消費電力増加でも安定した電源供給が可能な8pinコネクタ |
(画像左)ハイエンドグラフィックスカード向けに、PCI-Express 6pin補助電源コネクタも搭載/(画像右)ファン用コネクタはPWM対応4pinタイプを5口備える |
(画像左)フロントパネル用ピンヘッダ。付属のM-Connectorを使えば簡単に接続可能/(画像右)USB2.0用ピンヘッダは6ポート分。USB3.0対応ピンヘッダはSATAポート脇に配置されている |
基板背面を確認すると、CPUソケット周辺に「Hi-c CAP」が7基搭載される以外は特に実装パーツもなくすっきりとした構成。ちなみに電源周りやチップセットのヒートシンクはすべてネジで固定されていた。
基板背面を確認。ヒートシンク類は計10本のネジで固定されている |
CPUソケット周辺には「Hi-c CAP」を7基搭載。CPUソケットにかなり近いため、バックパネル仕様のCPUクーラーでは、干渉する可能性がある。基板表面に余裕があることから、この点は改善を希望したい |
最後に基板上のパーツや気になるチップなどをまとめてチェックしておこう。
(画像左)イーサネットコントローラRealtek「RTL8111E」/(画像右)USB3.0コントローラRenesas「μD720201」 |
(画像左)PCI-Express3.0スイッチチップPericom「PI3PCIE3415ZHE」/(画像右)I/OコントローラFintek「F71889AD」 |
(画像左)オーディオチップRealtek「ALC898」/(画像右)HDMI/DVIレベルシフターParade「PS8101」 |
(画像左)CPU電源を管理するPWMチップuPI「uP1618A」/基板上に搭載されるフェライトチョークは当然すべて「スーパーフェライトチョーク」 |
CPUソケット周辺に採用される「Hi-c CAP」。固体コンデンサに比べて背が低いため、極冷時の養生が簡単でCPUクーラーへの干渉の心配もない |