エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.173
2012.09.13 更新
文:GDM編集部 絵踏 一/松枝 清顕
次に基板から取り外した「WINDFORCE 5×」本体に顔を近付け、工作精度や普段見ることのできない細部をチェックしておこう。
VGAクーラーセッションの最後はヒートシンクの温度計測を行ってみよう。通常であれば、数カ所のポイントで計測を行うところ、「WINDFORCE 5X」は放熱フィンの露出が極端に少ない。そこで受熱ベースのGPUに最も近い部分にフォーカスし、温度を測ってみることにした。
結果を見ると、アイドル時は35.5℃に対し、高負荷時は41.4℃となり、プラス6.1℃の上昇を確認した。この数字から「WINDFORCE 5X」の性格を読み取るには無理があるワケだが、実際のGPU温度推移は次のテストセッションに譲ることにしよう。