フロントトップ部の傾斜がシャープなイメージを作り出す外観デザイン。アルミニウムパネルをカットする事で実現する特徴的なデザインは実に洗練されている

「H-Frame」の顔となる傾斜部。露出した4mmアルミニウムパネル部にはスリットが設けられ、本体移動時のハンドルとしてもその役割を果たす

まるで内部からLEDが発光しているかのようだが、これは光の反射によるもの。ブルーメタリックに塗装されたパネルが作り出す演出といったところ

ボトム部にかけて段差を設けた理由はデザイン要素のみならず、内部に装備された3.5インチシャドウベイレイアウトによるもの。要所にシャフトが貫通しているのは、全体の強度を上げるためのものだ

段差がつけられたトップエンド。ささいな点ながら、PCケース全体のボリューム感が増す

フロントだけでなく、リアデザインにも抜かりはない。フラット面は拡張スロット部のみで、電源ユニット搭載部までアルミニウムパネルが立体的にカットされている

リア上部。アルミニウムパネルを支える金色のバーの下には、120mm口径冷却ファンブラケットが装備されている。なお左隣の空きスペースはマザーボードのI/Oパネルで、アルミニウム2枚分がカットされていた。ちないにバックパネルを固定するような板は見当たらない

電源ユニット搭載部。電源ケーブル用に空けられたスペースの上下には、デザインが統一された各3枚のフィンが取り付けられていた

特徴的な外観デザインはボトム面にまでに及ぶ。「H-Frame」は両サイドパネル以外、360度にわたりアルミニウムパネルの多重構造体スタイルが保たれていることがわかる