エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.181
2012.10.20 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
さっそく「GW GTX660TI 2GBD5 PHANTOM」を開梱して、カード本体をチェックしていこう。なお、パッケージの前蓋はマジックテープ式になっているので、「PHANTOM」クーラーを自身の目で確認したいユーザーは、店頭でもチェックしてみよう。
ひと目で「PHANTOM」クーラー搭載モデルとわかるパッケージデザインになっている。前蓋の内側や裏面には「PHANTOM」クーラーの構成や性能の概略などが書かれている |
手に持ってみると見た目ほどの重量感はないのだが、247mmのカード長と約50mmの厚さは、ハイエンドクラスに劣らない印象を与えてくる。
出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1で、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)になる。当然だが、GTX 600シリーズが対応しているカード単体での4画面出力やマルチディスプレイ3D表示技術「3D Vision Surround」などをサポートしている。
オリジナルの「PHANTOM」クーラーを搭載する「GW GTX660TI 2GBD5 PHANTOM」。基板はリファレンスデザインのため、補助電源は扱いやすい6pin×2になる |
ボードの厚さは実測で約50mmとぶ厚い。メーカースペックでは2.5スロットだが、実際は3スロットを占有する |
基板は実測約174mmのリファレンスデザインを採用。クーラー部が70mmほどはみ出す形になっている |
クーラーがはみ出ている部分にも、スリットが入ったカバーを装備。ヒートシンクの熱を吸収した風は基板裏面からも排気される仕様だ | 出力インターフェイスは、GTX 660 Tiでは一般的なDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1を備える |