エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.182
2012.10.22 更新
文:GDM編集部 池西 樹
今回検証を行うZOTAC「GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5」と「GeForce GTX 650 Ti AMP! Edition 2GB DDR5」は、いずれもリファレンスモデルを超える大容量2GBメモリを実装したGeForce GTX 650Tiグラフィックスカード。ZOTACが最近力を入れているショートサイズを継承し、全長はVGAクーラーを入れて約153mmと非常にコンパクトだ。
また外部インターフェイスはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×2という構成で、高価なDisplayPort対応ディスプレイを用意することなく4画面出力をサポートする。
スペックは「GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5」(以下「ZOTAC 650Ti」)がコアクロック941MHz(リファレンス925MHz)、メモリクロック5,400MHz。「GeForce GTX 650 Ti AMP! Edition 2GB DDR5」(以下「ZOTAC 650Ti AMP」)がコアクロック1,033MHz、メモリクロック6,200MHz(リファレンス5,400MHz)といずれもオーバークロック仕様。特に「ZOTAC 650Ti AMP」では、GPUコア、メモリとも1割以上のアグレッシブなチューニングが施されており、パフォーマンスが期待できそうだ。
アグレッシブなチューニングが施された「GeForce GTX 650 Ti AMP! Edition 2GB DDR5」 |
ZOTACカラーのブラックとオレンジをベースに、オーバークロックモデルの証である「AMP EDITION」ロゴが大きくデザインされたパッケージ |
付属品はマニュアル類、ドライバCD、DVI-D-Sub変換アダプタ、PCI-Express電源変換ケーブルとシンプルな構成 |
「GPU-Z 0.6.5」の結果。アイドル時はコアクロック324MHz、メモリクロック648MHz(162MHz)へとクロックを下げて消費電力を抑える仕組み |
こちらはコアクロックが16MHzアップとおとなしいチューニングの「GeForce GTX 650 Ti 2GB DDR5」。「GeForce GTX 650 Ti AMP! Edition 2GB DDR5」と瓜二つの外観で、ファン中央のシール以外に違いを見つけることはできなかった |
「GPU-Z 0.6.5」の結果。コアクロック941MHz、メモリクロック5,400MHz(1,350MHz)に設定されている。ちなみにこちらもアイドル時はコアクロック324MHz、メモリクロック648MHz(162MHz)までダウンクロックされる |