エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.183
2012.10.25 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いて「FM2-A85XA-G65」を使って「A10-5800K」のオーバークロックについて挑戦してみることにしよう。今回は「OC Genie II」の簡易オーバークロックと、UEFIからコアクロックを調整する2種類の手法で、CPU/GPUコアそれぞれをチューニングしてみることにした。
「OC Genie II」のオーバークロックでは、CPUコアは倍率は39倍、ベースクロック105MHzの4.095GHzとライトなオーバークロックに抑えられていた |
GPUコアは1段階アップの844MHz。ちなみにAMD Turbo Core TechnologyはDisableに変更されていた |
手動設定では、CPUコア倍率46倍の4.60GHzまで安定動作が可能。メモリもXMPにて1,866MHz動作を試してみたが特に問題なかった |
GPUコアは2段階アップの894MHz。これ以上のクロックに設定するとOSの起動もできなかった |
「OC Genie II」はもともと安全圏でのチューニングを目的とした機能であることから、CPUコアは倍率39倍、ベースクロック105MHzの4.095GHz、GPUコアも1段階アップの844MHzとライトな設定に抑えられていた。
また、手動設定ではCPUコアは倍率46倍の4.60GHz、GPUコアも2段階アップの894MHzまでは特に電圧設定を変更することなく安定動作が可能。特にCPUコアの伸びは素晴らしく、高クロック向けのBulldozerアーキテクチャ採用のメリットがしっかりと表れている。
そしてもう1つ注目なのがメモリクロックだ。今回はXMP機能を試すため、1,866MHz動作のCORSAIR「CMZ8GX3M2A1866C」で検証を行ったが、クロック、電圧、タイミングすべてプロファイル通りに自動設定されることが確認できた。