エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.187
2012.11.01 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
「Silencer Mk III 1200W」のケーブルレイアウトは、ATXメイン(20+4pin)などの主要コネクタを直結式、それ以外をキャノンプラグを使用した着脱式とするセミプラグインタイプを採用する。コネクタ構成はハイエンドモデルとして過不足のない内容で、CPU 8pin(4+4pin)はサーバーやオーバークロック向けマザーボードに対応する2系統。PCI-Express補助電源(6+2pin)は直結と着脱合計で6系統を搭載するため、3-Way SLIなどのグラフィックスカード複数枚環境を構築できる。
なお、直結式のケーブルはメッシュ仕様、着脱式ケーブルは取り回しの容易なフラット形状が採用されている。
ハイエンドらしく豊富なコネクタ数をサポートする。専用ポーチに収められた着脱式ケーブルはケース内の整流化にも貢献するフラット形状だ | すべてのケーブルは根本がカバーで保護されるほか、コネクタ部に種類がプリントされるため、形状が似ているものも取り違える心配はない。こうしたさり気ない配慮が組み込む際には非常に嬉しいものだ |
PCI-Express補助電源(6+2pin)は直結式2系統、着脱式4系統の計6系統が用意される | SATAケーブルは3系統で、合計12台を接続できる |
ペリフェラル4pinは1系統で、FDDコネクタにはペリフェラルからの変換ケーブルで対応する |
直結式の主要コネクタ群。ケーブル長はATXメイン20+4pinが24インチ(約609mm)で、CPU 4+4pinは25インチ(635mm)、PCI-Express 6+2pinは23インチ(約584mm)だ |
こちらは着脱式ケーブル。SATAとペリフェラルが34インチ(約863mm)で、PCI-Express 6+2pinは直結式同様の23インチ(約584mm)が確保される。PCI-Express補助電源は多少他よりも短めなあたり、電源ボトム配置が想定されているのかもしれない |