エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.193
2012.11.28 更新
文:GDM編集部 池西 樹
続いてIntelプラットフォームでのRAID環境の構築方法について簡単に説明しておこう。ちなみにIntel Z77 Express用のRAIDドライバは、Windows 7にあらかじめ収録されているため、RAID設定さえしてやればAHCIやIDEモードと同じ方法でインストールできる。ただし、Intel X79 Express用のドライバについては含まれておらず、AMDプラットフォームと同様、インストール中に専用ドライバを別途読み込む必要があるので注意して欲しい。
UEFI上でSATAモードを「RAID」に設定しておくと、起動時にRAID ROMが表示される。この間に指定のキー(今回はCTRL+I)を押すとRAID Option ROM画面に移行する |
RAID Option ROM設定画面。今回は新しくRAID 0を構築するため“Create RAID Volume”を選択する |
Create Volume Menu画面。RAIDボリューム名、RAIDレベル、ストライプサイズなどを設定する。今回はパフォーマンスを重視した“RAID 0”を選択。それ以外はデフォルトのままとした |
設定が終わったら「Create Volume」を選択すればRAID構築作業は終了。なおRAID構築時にはドライブの内容は全て消去されるので、あらかじめバックアップを取っておこう |
RAID構築作業が成功していれば、DISK/VOLUME INFORMATIONにRAIDの状態とメンバーディスクが表示される。Intel Z77 Expressチップセットなら後の手順は普段のOSインストールと変わらない |
Intel X79 Expressチップセットでは、インストール途中にドライバのインストールが必要になる |
「参照」ボタンを押して、ドライバの入ったフォルダを選択すると画面上に対応ドライバが表示される |
ドライバの読込に成功すると、インストールを続行することができる。後の手順はウィザードに従って進めれば特に問題ないはずだ |
Intel X79 Expressでは、Xeon向けチップセットIntel C600と同じIntel Rapid Storage Technology EnterpriseでRAID構成をチェックできる |
Intel Z77 Expressでは、一般的なIntel Rapid Storage Technologyを利用してRAID構成をチェックできる |