「HD Tune Pro 4.60」ベンチマークテスト

続いて「HD Tune Pro 4.60」を使い、より詳細な性能と傾向をチェックしていくことにしよう。なお今回はOSをインストールしている関係で、Write系のテストは省略している。

「Intel X79 Express」スコア

【Benchmark Read】

【FileBenchmark】

【Random Access Read】

「Intel Z77 Express」スコア

【Benchmark Read】

【FileBenchmark】

【Random Access Read】

Benchmark Readは、これまでのベンチマークと違い「X79」のほうが平均20MB/sec前後高いスコアでグラフも安定している。一方、「Z77」では全領域でややブレがみられるものの、ブレ幅はおおむね20MB/sec以内に収まっており、こちらも特に目くじらを立てるほどではない。
　またFile Benchmarkはチップセットに関係なく読込は500MB/secオーバー、書込も300MB/secを超え、いずれもほぼ公称値通りのパフォーマンスを発揮している。
　最後にRandom Readだが、こちらは「X79」で約21,000 IOPS、「Z77」では約26,000 IOPSで、AHCIの効果がないデータでもかなり高速なランダムアクセスが期待できる。

「ATTO Disk Benchmark 2.47」ベンチマークテスト

次に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を使って、シーケンシャルアクセスの最大性能を確認しておこう。

「Intel X79 Express」のATTO Disk BenchMark 2.47スコア	「Intel Z77 Express」のATTO Disk BenchMark 2.47スコア

「X79」は読込最大538MB/sec、書込最大332MB/sec、「Z77」は読込最大546MB/sec、書込最大340MB/secでいずれも公称値通りの高スコアを計測。シーケンシャルアクセスについては、SATA3.0（6Gbps）対応SSDの中でも最高峰のパフォーマンスを備えている。