エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.196
2012.12.11 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「Vector」シリーズのスペックを確認したところで、次に画像を使ってパッケージと外観をチェックしていくことにしよう。パッケージはブルーを基調とした色鮮やかなデザインで、シルバーの箔押し“ロゴ”で高級感を演出。筐体は7mm厚の薄型タイプで、これまでのABS樹脂とアルミのコンビネーションから、スチールとアルミのコンビネーションへと変更された。実際に手に取ると外見に似合わずしっかりとその重さを感じることができる。
ブルーを基調とした色鮮やかなパッケージ。パッケージサイズは実測値で約153×128×15mm |
7mm厚のケースはスチールとアルミのコンビネーション。表面にはシルバーの箔押し製品ロゴが大きくあしらわれている |
本体裏面。カバーは4隅のネジで固定され、内1つはシールで封印されている |
本体以外に、3.5インチマウンタ、取り付け用ネジ、「Acronis True Image」のライセンス番号が付属する |
外観のチェックが終わったところで、次に外装カバーを外して基板構成を確認していくことにしよう。
四隅のネジを外してカバー開封したところ。コントローラ接触部には冷却用のサーマルパッド貼り付けられていた |
基板はさらに4本のネジで台座に固定。台座部のフレームはアルミ製、底面部はスチール製だ |
基板表面には、SSDコントローラ、8枚のMLC NANDフラッシュ、キャッシュメモリが実装される |
基板裏面には、8枚のMLC NANDフラッシュ、キャッシュメモリ、電源制御ICチップが実装される |
コントローラのシルク刻印は「IDX500M00-BC」で、「Everest」や「Everest 2」の命名規則が受け継がれている |
MLC NANDフラッシュは製造プロセス25nmのIMFT製で、チップ上にはOCZブランドのロゴが印刷されていた |
キャッシュはDDR3-1600MHz対応のMicron「D9PFJ」。容量は256MBで裏表1枚ずつ計2枚実装する |
基板両端に配置されたコネクタ類。片側にはmSATAと同形状のコネクタも用意されていた |
基板裏面の電圧レギュレータICチップはTI「TPS652510」 |