エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.200
2012.12.28 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
「HyperX Predator」(右)と「HyperX Beast」(左)には、Ivy Bridge版Core iシリーズがサポートしている1600MHzから最速クラスの2600MHz動作対応モデルまで、多くのモデルが用意されている (HyperXシリーズ製品情報) |
長らく底値横ばい状態だった1333MHzや1600MHz動作メモリの影に隠れて、なにげに値下がり&新製品が登場していたのが、主流の1600MHzを超えるクロックで動作する高パフォーマンスメモリだ。一時期に比べて、お値頃感は非常に高くなっており、最速クラスの2400MHz動作に対応する4GB×2枚セットが6,000円台を割り込んでいる。
そんな高パフォーマンスメモリのなかでも、とくに注目なのが、刷新されたKingstonの高パフォーマンスシリーズの「HyperX」メモリに属している「HyperX Predator」と「HyperX Beast」だ。ともにオーバークロック仕様のシリーズで、現在主流になっている1600MHz対応品の低レイテンシー動作モデルから最速クラスの2600MHz動作モデルまで、幅広く用意されているので、予算や用途にあわせて最適な製品を選ぶことができる。
ちなみに、Kingstonのフラッグシップメモリとなる「HyperX」シリーズには、以下の7種類があるので要チェックだ。世界一のメモリモジュールメーカーだけあって、そのラインアップは超充実。欲しかったスペックのメモリが、きっと見つかるだろう。
HyperX BLU スタンダードユーザー向けで、ヒートスプレッダの色がブルー、ブラック、レッドから選べる |
HyperX Genesis 1600MHzの低レイテンシモデルなど、手ごろな価格で高パフォーマンスを実現。ノートPCや省スペースマザーボード向けのSO-DIMMもラインアップしている |
HyperX Genesis PnP 第2世代ならびに第3世代のCore i5/i7に最適化されており、手動変更不要で最速速度に設定される |
HyperX Genesis LoVo 1.35Vの低電圧で動作するDDR3Lに準拠するモデル。1333MHzはもちろん、1.35Vの低電圧で1600MHz動作も実現している |
HyperX Predator 最速の2600MHzや低レイテンシ動作に対応しつつ、高い信頼性と安定性、高冷却性を備えるオーバークロッカー向けモデル |
HyperX Beast 最高2400MHzの高クロックに対応する高パフォーマンスモデル。第2世代ならびに第3世代のCore i5/i7はもちろん、LGA2011やAMD製CPUなどにも対応している |
HyperX H2O 水冷システムに対応するヒートスプレッダを備える高パフォーマンスモデル |