性能をチェック【AMD編】

プラットフォームをSocket FM2に変えて同様のテストを試していこう。CPUは4コア/4スレッドに対応する第2世代「AMD A」シリーズ APUの最上位モデルA10-5800K、マザーボードは「AMD A85X」を搭載するASUSTeK「F2A85-V PRO」を使用し、HDDや電源などは同じになっている。メモリクロックはIntel編と同じく、1600MHz、1866MHz、2133MHz、2400MHzの4つのクロックでチェックしている。

AMDのSocket FM2プラットフォームに両モデルを取り付けて、各種ベンチマークを実行。その性能をチェックした

Sandra 2013

メモリ帯域：
HYPER X Predator「KHX21C11T2K2/16X」

メモリ帯域：
HYPER X BEAST「KHX24C11T3K2/8X」

レイテンシ：
HYPER X Predator「KHX21C11T2K2/16X」

レイテンシ：
HYPER X BEAST「KHX24C11T3K2/8X」

　手始めは「Sandra 2013」だが、そのスコア傾向はIntelと同じで、メモリクロックが上昇するにつれ、性能が向上している。ただ、メモリ帯域、レイテンシともにLGA1155プラットフォームと比べると大きくダウンしている。これはCPUに内蔵されているメモリコントローラの設計差によるものだ。メモリ本来の性能を引き出せていないが、だからこそ少しでも高クロックなメモリを使いたいともいえる。