エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.201
2012.12.30 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-Z77X-UD4H」市場想定売価税込17,000円前後(2012年12月現在/発売中) 製品情報(GIGABYTE TECHNOLOGY) |
GIGABYTE 7シリーズでこれまで欠番となっていたミドルレンジ向け上位モデル「UD4」型番を受け継ぐIntel Z77 Expressマザーボード、「GA-Z77X-UD4H」からご紹介しよう。独自品質規格「Ultra Durable 4」に準拠し、湿気に強いPCB、静電気放電やサージに強いICチップなど高品質コンポーネントを搭載することで、高い耐久性を実現している。さらに上位モデルのみに採用される、2オンス銅箔層を使用することで、高負荷時やオーバークロック時でもシステム温度を低く保つことができるのも特徴だ。
当然ながら、オーバークロックでの運用も考えられ、電源部はCPUコア、アンコア部、メモリ、VTTすべての電源供給をデジタル制御で行う「オールデジタルエンジン」設計を採用し、独自ユーティリティである「3D POWER」にも対応。また基板上には「クイックボタン」「BIOSスイッチ」「電圧測定ポイント」「Debug LED」などのチューニング機能も多数装備されている。
拡張面では、GIGABYTEのATXモデルでは珍しくmSATAポートが省略されているが、SATAポートはIntel Z77 Express標準のSATA3.0(6Gbps)×2、SATA2.0(3Gbps)×4に加えて、Marvell「88SE9172」によりSATA3.0(6Gbps)×2(内部と外部は排他仕様)が追加され計8ポート構成。USB3.0もバックパネル×6、フロントパネル×2の計10ポートが用意され、上位もモデルらしく充実している。
おなじみのホワイトカラーを採用したパッケージ。裏面には「3D POWER」や「3D BIOS」を中心に機能の詳細が記載されている。なおパッケージサイズは実測で327×267×70mm |
付属品は日本語のユーザーマニュアル、ドライバCD、SLIブリッジ、SATAケーブル×4、バックパネルとごく一般的な構成 |