オリジナルVGAクーラー戦争勃発。買ったら1万円クラスの製品も

• 編集部：
  　冷却つながりで今度はVGAクーラーの話をしましょう。ここ数年で随分と事情が変わりましたね。自作好きはグラフィックスカードを購入すると、製品保証が無くなるリスク無視で、より静音化と高冷却化させるために汎用パーツに換装したものですが。
• Patric氏：
  
  

  汎用VGAクーラーと言えばARCTICやZALMANだったが、、、

  　今はリファレンスVGAクーラーの方が希少（笑）。メーカーが競ってオリジナルVGAクーラーを搭載させています。エンドユーザーにとってはいい傾向ですが、ZALMANやARCTICなどは面白くないでしょう。
• 編集部：
  　だから乾電池も売っちゃう（笑）。
• Patric氏：
  　（笑）。オリジナルVGAクーラーと言えば、ASUSTeKの「DirectCU」、GIGABYTEの「WINDFORCE」、MSIの「Twin Frozr」等が代表的ですが、リファレンスVGAクーラーも含め、某大手冷却機器メーカーが一手に製造しています。最近では少々エスカレート気味で、ライバル同士がこぞって改良を重ねている。
• 編集部：
  　そもそも派手なオーバークロックでもしない限り、GPUは一緒ですからね。差別化を図るにはそれしかない。
• Patric氏：
  　知る限り、製造ロットが低く、ギミック付きの限定品某モデルは100ドルくらいです。HD 7770やGTX 650が買えてしまう（笑）。
• 編集部：
  　“いらないからその分安くしてくれ”という声が聞こえてきますね。

近頃過熱気味のオリジナルVGAクーラー。保証が無くなるリスクを伴う汎用製品の影は薄くなるばかり

最後にもう一度Windows 8 のはなし

• 編集部：
  　さて最後にもう一度Windows 8 の話を。いつも気になるんですが、テレビの報道番組などでどこかのオフィスがちらっと映る事があります。そこにあるPCのデスクトップを見ると、軒並みWindows XP。設備投資にコストが掛けにくいご時世では、出来がいいと言われているWindows 7 ですら導入されていません。こんな状況で大口顧客となる企業にWindows 8 がインストールされるとはとても想像できない。
• Patric氏：
  　マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーによると、2014年4月8日（アメリカ時間）にWindows XPのサポートが終了します。ここが商機だという声があります。先が長すぎますが、オフィスユースでは、ひとつのポイントになるかも。
• 編集部：
  　Windows 8 でなければ動作しない社内専用アプリ等ができれば別ですが、、、
• Patric氏：
  　Linuxでも使いましょうか（笑）。マイクロソフトは何を目指しているのでしょうか。僕にも分かりません。