エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.202
2013.01.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
外観のチェックが終了したところで、ここからは実際に「U2442F」を起動して実動テストを開始していこう。ちなみにテスト機にインストールされていたOSはWindows 8 64bit版。高速化された起動プロセスとSSD採用の効果から、シャットダウン状態でも約10秒、スリープからは約2秒と軽快に立ち上がる。
スタートメニューの廃止などWindows 7に慣れていると戸惑う部分もあるが、Windows 8の高速な起動プロセスはノートPCにおいてとても魅力的 |
デバイスドライバを確認。SSDはmSATAタイプのCrucial「M4-CT128M4SSD3」で、ギガビットイーサネットはRealtek製。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000とNVIDIA GeForce GT 650Mが同時に認識されていた |
Windows 8エクスペリエンスインデックス。最も足を引っ張っている“グラフィックス”でも「5.5」と十分なパフォーマンス |
CPUは超低電圧版のCore i7-3517Uで、チップセットはIntel HM77 Expressという構成。Core i7-3517Uはハイパースレッディングにも対応しており、4スレッドの同時処理が可能だ |
NVIDIA GeForce GT 650MのGPU-Zの結果。ダイサイズ、トランジスタ数、CUDAコア数、メモリバス幅などはデスクトップ向けNVIDIA GeForce GT 640とまったく同等 | 「CrystalDiskMark 3.0.2」による内蔵SSDのベンチマーク結果。シーケンシャル読込が若干低い点を除けば、ほぼ公称値通りの性能を発揮している |
「U2442F」の概要が確認できたところで、次にベンチマークを使い気になるパフォーマンスをチェックしていくことにしよう。なお、今回は比較対象としてCore i3-2100TとNVIDIA GeForce GT 640(以下GT 640)を搭載したエントリー構成のデスクトップPCを用意した。パフォーマンスにこだわったUltrabookの実力はいかなるものだろうか。