エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.208
2013.02.14 更新
文:GDM編集部 池西 樹
多彩なラインナップを誇るASRock製マザーボードのなかでも、とりわけ豪華な装備を身に纏うのがフラグシップ「Extreme11」シリーズだ。現在のラインナップは、Intel X79 Express採用LGA 2011マザーボード「X79 Extreme11」と今回検証するIntel Z77 Express採用LGA 1155マザーボード「Z77 Extreme11」の2モデルで、いずれもLSIのSAS/SATA 6Gbps対応RAIDコントローラ「SAS 2308」を標準装備。こちらはホストバス・アダプタカードLSI「SAS 9207」シリーズにも採用されるチップで、PCI-Express3.0(x8)接続によりアクセスが集中した場合でも転送速度が低下しにくいのが特徴だ。
PCI-Express3.0(x8)接続のSAS/SATA 6Gbps対応RAIDチップLSI「SAS 2308」 |
デバイスマネージャーを確認すると、CPUのPCI-Expressレーンに接続されているのがわかる |
さらにPCI-Express3.0のレーン不足を補うために、PLX Technology製スイッチチップ「PEX 8747」を搭載。「X79 Extreme11」では4Way-SLI/CrossFire X、「Z77 Extreme11」でも3Way-SLI/4Way-CrossFire Xをサポートするなど、ストレージ、グラフィックス性能とも最上級のフラグシップに恥じない製品に仕上げられている。
最新のマルチGPUカードでも利用されるPCI-Express3.0スイッチチップPLX「PEX 8747」 |
Intel X79 Expressチップセットを採用した「X79 Extreme11」。こちらはPLX「PEX8747」を2基搭載し、4Way-SLIにも対応する |