エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.209
2013.02.17 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ショート基板モデルもラインナップするGTX 660の中では大きめの基板を採用する「N660GTX Twin Frozr III OC」。クーラーのサイズに合わせて大型化した格好で、基板上には各種コンポーネントが余裕をもって配置されている。電源フェーズは恐らく4+1構成で、ユーザーによるオーバークロックなど“遊び”の余地も確保。長寿命なコンデンサをはじめとする高耐久なコンポーネントも信頼性を下支えしている。
クーラーに合わせた大きさのため、ミドルレンジではやや大型な基板サイズ。かなり余裕たっぷりにコンポーネント類が実装され、先端にはブランク部分も |
NVIDIAのミドルレンジGPU GeForce GTX 660。「GK106」コアを採用する | 表裏合わせて8枚で2GBを実装するSamsung製メモリチップ「K4G20325F0-FC03」 |
ON Semiconductor製マルチフェーズコントローラ「NCP5395G」 | ANPEC製電源レギュレータ「APL1117」 |
基板上に実装されているコンデンサは、すべてアルミ個体タイプが採用される。連続フル稼働状態でも10年間(約88000時間/メーカー調べ)はもつという信頼性の高さが魅力だ | 基板裏にも各種コンポーネントを配置。中央付近には、背が低く耐熱性に優れたタンタルコンデンサが実装されていた |
基板上にはクーラーとは別に、MOSFETを冷却するアルミ製の放熱ヒートシンクが装着されている |
省電力なGeForce GTX 660のPCI-Express補助電源は6pin×1仕様。もちろんオーバークロックモデルでも電源供給に不安はない | 基板上に実装された、「Twin Frozr III」クーラーを駆動させる4pin仕様のファンコネクタ。負荷状況に合わせた回転数の自動調節が可能だ |