エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.209
2013.02.17 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ここからは、ベンチマークソフトを使用して「N660GTX Twin Frozr III OC」の気になるパフォーマンスをチェックしてみよう。テスト項目には、今月5日に公開が始まった新生「3DMark」をはじめ、各種定番ツールをチョイスした。
なお、テストにあたっては、リファレンスモデルに対するアドバンテージを確認するため、MSI製のチューニングツール「Afterburner 2.3.1」によるクロック調整でリファレンスクロックを再現。両者の違いを比較してみることにした。ただし、ブーストクロックは自動オーバークロック機能「GPU Boost」の影響で、リファレンスクロックより高い1,071MHz(リファレンス:1,033MHz)で動作してしまったため、リファレンスクロックの再現値はあくまでも参考値としてとらえていただきたい。
また、今回サンプルの提供を受けているエムエスアイコンピュータージャパン株式会社から2枚の「N660GTX Twin Frozr III OC」を借り受けることができたため、SLI構成によるパフォーマンスアップも合わせてチェックする。それ以外のテスト環境は以下の表を参照していただきたい。
「Afterburner 2.3.1」を使用してリファレンスクロックを再現する。ただし高負荷時は「GPU Boost」の影響で、ブーストクロックが1,071MHzまで上昇していた |
出荷時クロックの挙動を「GPU-Z 0.6.7」でチェックする。フルロード時はコアクロックが1,136.6MHzまで上昇している。一方でアイドル時はコア324MHz、メモリ162MHz、VDDC0.8750Vまで低下していた |