RAID 0ドライブのパフォーマンスチェック

「PX-256M5M」の性能を確認したところで、続いて期待のRAID 0ドライブのテストを実施していこう。容量が異なる2台のSSD構成ながら、どの程度パフォーマンスを伸ばすことができるのだろうか。

AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508ベンチマーク

AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508 総合ベンチマーク

AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508 Compression-Benchmark

RAID 0によるシーケンシャルアクセスの伸びは目覚ましく、読込は「PX-256M5M」単体時の約2倍、書込も約1.6倍と大幅に上昇した。また4K書込や4K-64Thrd読込も高速化され、総合スコアも約1.8倍と順調に向上している。

「CrystalDiskMark 3.0.2e」ベンチマークテスト

【50MB】	【100MB】
【500MB】	【1000MB】
【2000MB】	【4000MB】

データサイズ50MBの4Kランダムアクセススコア（IOPS）

データサイズ50MBの4K QD32ランダムアクセススコア（IOPS）

シーケンシャル読込は最高945MB/sec、書込は最高643MB/secと「AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508」と同じくスコアは順調に上昇。特に書込性能は「PX-128M5M」（書込最高320MB/sec）との混成RAID 0ドライブということを考慮すれば、公称値の約2倍という高い性能を発揮している。
　また、ランダムアクセスでは4K書込が単体時の約3倍、最高140MB/secと大幅にスコアを伸ばし、4K QD32と変わらない点に注目したい。