端末操作はスマートに。これ1台でOKなキーボード一体化エアーマウス

あったら嬉しいマウスとキーボード一体型デバイスがはじめからついてくる。パッケージもしっかり用意され、何やらこのまま単品販売できそうな状態だ

「ANDROID KING BOX」は充実した付属品も魅力のひとつだが、中でも一番嬉しいのは操作用のキーボード一体化エアーマウスが付いてくることだ。本来ならマウスとキーボードを別途用意しなければならないところ、この製品では購入段階ですでに両方とも揃っている。しかもマウスとキーボードが一体化しているデバイスのため、使用するUSBポートも1つで済むという寸法だ。Android端末では十分多い数ながら、3ポートしかないUSBポートは有効に活用したいところだ。
　接続インターフェイスは2.4GHzワイヤレス。端末から離れ、ソファで寛ぎつつ優雅に操作できるのがこのデバイス最大の魅力だ。アダプタは底面の電池ボックス内に収納できる仕様で、持ち運びやしまっておく際にも紛失する心配が少ない。なお、このエアーマウスはUSBアダプタで接続する製品のため、PCなど他のデバイスでも自由に使用できる。

2.4GHzワイヤレスのキーボード一体化エアーマウス。これ1台でカーソル移動からテキスト入力の全てが可能だ。なお、動作に必要な単4電池×3は別売りのため、これだけは手元で用意しておこう

キーボードとして使用する場合は両手持ち、エアーマウスの場合は片手持ちの操作になる。中央にマウスボタンが配置されていて、その真ん中を押している間だけ画面にカーソルが出現してマウスとして動作する仕組みだ。エアーマウス操作は最初はややとまどうシーンもあるものの、基本は慣れが解決してくれる。Wiiコントローラーのようなスタイルで端末を操作するのはなかなか楽しい。
　また、キーボード部分も大したもので、通常のアルファベットはもちろん、ファンクションキーや方向キーに加え、ホットキーやメディアキーも搭載している。両手持ちの関係上右側にShiftキーがないのが惜しいところではあるものの、これ1台で入力作業のすべてをまかなえるはずだ。なお、キーボードレイアウトはAndroidで刻印通りに入力できる英語配列を採用している。

中央に配置されたマウスボタン。この真ん中がマウスモードの切替えボタンになっていて、押しながらカーソル移動する仕様。ドラッグアンドドロップも両手を使えばちゃんとできます

記号はもちろん、ファンクションキーやホットキーまで用意されているキーボード部分。なお、左上の電源ボタンはAndroid端末では動作しなかった

こちらも忘れちゃいけない付属のリモコン。実はこのリモコンだけでも簡易的な操作ならほとんどを網羅できる。こちらはさすがに専用品だけあって、電源ボタンを押すと端末がスタンバイに移行する