エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.217
2013.03.22 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
ゲーミングマウスといえば、ある種代名詞になっているのがLEDによる装飾だ。「Level 10 M Mouse」も設定用ソフトウェアによるカスタマイズに対応しているのは先に触れた通りだが、これがかなりハイレベルでカッコイイ。特にハニカム構造の窓から覗くTt eSPORTSロゴが美しく、定期的に明滅を繰り返す様は幻想的ですらある。
そもそもはプロファイルごとにLED色を使い分けることを想定しての機能で、設定画面では7色から好きな色を選択できる。遊ぶゲームごとや普段使い用のプロファイルを区別するために役立つのはもちろん、点灯箇所ごとに違う色を設定することも可能なのだ。
LEDイルミネーションは全7色から選択可能。点灯する3箇所それぞれに違う色を設定することもできる |
普通のマウスでは味わえないプレミアム感。「Level 10 M Mouse」は一目惚れしてしまうゲーミングマウスだ |
「Level 10 M Mouse」を試してみた感想は、とにかく“カッコイイ”の一言に尽きる。実用性と調和したデザインと心地良い重量感がもたらす風格。どれをとっても一般的なマウスの一段上をいく、プレミアムな存在だ。大きめでやや重いという少しの難点も、「Level 10 M Mouse」の“オーナー”になることを考えれば些細な問題かもしれない。その外観や質感に惹かれた人なら、購入しても後悔することはまずないだろう。
また、ゲーミングマウスとしてのパフォーマンスも一線級で、ハイセンシなオーバーステア傾向の操縦性に馴染めるなら相性はよし。シフトチェンジ的な感覚でのdpi切替えも、レーシングマシンライクに楽しめるはずだ。マウスとしては高額な1万円以上の価格も、触ってみれば納得。デスクトップを優雅に乗りこなす“高級車”を探しているなら、「Level 10 M Mouse」を選ばない手はない。