エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.221
2013.03.30 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
さて、ここからはパッケージより「HCP-1000 PLATINUM」本体を取り出し、細部に渡りくまなく外観をチェックしていこう。さすがはハイエンドモデル、というべき重量感ある筐体は重さ2kg以上、外形寸法はW150×D190×H86mm。135mmファンのファンブレードごしに覗き見えるコンポーネントも重厚そのもので、実に頼もしい。ちなみに80PLUS PLATINUM認証取得に伴い内部構造も見直されたようで、奥行きは既存の最上位モデル「HCP-1200」より若干延長され、やや大型化している。
「HCP-1000 PLATINUM」をコネクタ側から俯瞰する。フルモジュラ―タイプのため付属物が一切なく、スッキリしてまとまった印象を受ける |
奥行きは190mmで、既存の大容量1200Wモデルより延長された。信頼感たっぷりの、電源ユニットらしい質実剛健な外観をしている |
底面には出力表も記載されたスペックシートが貼り付けられている。出力合計は1000Wで、+12V出力は4レール仕様、各40Aの大出力を誇る |
135mmの2ボールベアリングファンを搭載する。負荷状況に応じて可変するものの、動作中のノイズは極めて少ない |
露出面はハニカム状のメッシュ加工が施され、内部の熱をケース外へと排出する。中央上部に配置されたAntecロゴが眩しい |
フルモジュラ―を採用するケーブルソケット。マザーボード用とSATA・ペリフェラル用コネクタが上部に、8pinソケットの+12V系統を2本接続できる16pinを下部に配置する |
左端に配置されているのが、電源連結機能「OC Link」用コネクタだ。「High Current Pro」シリーズの80PLUS PLATINUM認証電源同士を連結、大出力を実現できる |