エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.221
2013.03.30 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
フルモジュラ―タイプの「HCP-1000 PLATINUM」は、パッケージ内に本体とは別のポーチに入ったケーブル一式が付属する。その内訳は、ATX 24pin×1、EPS 8pin×1、EPS 8pin(4+4pin)×1、PCI-Express 6+2pin×6(2×3本)、SATA×9(3×3本)、4pinペリフェラル×6(3×2本)、FDD×1(4pinペリフェラルとの混合)の合計11本。ATX 20+4pinは電源ソケット側が「将来のマザーボードに対応する」という20+8pinに成型されているほか、+12V系統は16pinのソケットに2本のケーブルを接続できる8pinソケットを採用する。
ちなみにこれらすべてを接続した場合でも、電源ユニットのソケットは16pinソケットと8pinソケット(16pinソケットの半分)、SATA・ペリフェラル用の5pinが1系統ずつ余る計算だ。将来大型のコネクタが必要になった場合でもそのまま使用できるよう、あらかじめ余裕のあるソケットを実装しているということなのだろう。
フルモジュラ―タイプの「HCP-1000 PLATINUM」に用意されたケーブルは合計11本。ATX 24pinはもちろん、6系統のPCI-Express 6+2pinなど、豊富なデバイスへ給電できる |
「将来のマザーボードにも対応する」というATX 24pin。電源ソケット側に20+8pin形状を採用する。ケーブル自体はメッシュ素材でカバーされているものの、やや固めで取り回しには少々苦労する |
CPU給電用のEPS 8pinケーブル。8pinタイプと4+4pinタイプの計2本が同梱されている |
PCI-Expressケーブルは計3本。16pinソケットから伸びる極太ケーブルと、取り回ししやすい8pinソケット形状の2本が同梱される。コネクタはケーブルごとに6+2pinが2系統 |
電源側が5pinソケット形状をしたSATAケーブル。1本につき3系統で、合計9系統へ給電できる | SATA同様に5pinソケットに接続する4pinペリフェラルケーブル。2本で計6系統へ給電可能。内1本にはFDD×1がついている |
こちらは「High Current Pro」シリーズの80PLUS PLATINUM認証電源を連結できる「OC Link」ケーブル | パッケージにはAntecロゴの入ったマジックテープ式のタイラップと、電源固定用のネジも同梱されていた |