エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.222
2013.04.02 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
ZOTAC製品お馴染みのブラックベースにオレンジのラインが目立つパッケージを採用している |
PCI-Express補助電源コネクターやフルサイズスロットを備えないメーカー製PCなどにも増設できるZOTAC「GeForce GTX 650 LP 1GB」をじっくり見ていこう。
カード長はGeForce GTX 650のリファレンス準拠カードに比べると若干長い約153.2mm(コネクター部含まず)だが、十分小型PCケースに収まる長さで、フルハイト対応のMini-ITXケースならまず問題なく収めることが可能だろう。VGAクーラーは、さすがに2スロット厚なので注意が必要だが、ブラケット部は1スロットでも利用できる。PCケースの内部デザイン次第だが、拡張スロットが1基のタイプにも利用できる可能性は高いだろう。
マニュアル類、ドライバーDVD、2枚のロープロファイル用ブラケットが付属している | |
「GPU- 0.6.8」の結果。コアクロックはリファレンスクロックの1058MHzから1071MHにアップされている |
ブラックのカバーにオレンジのファンがカッコ良いVGAクーラーは、基板からはみ出さないサイズになっている |
外部インターフェイスはDual-Link DVI-I×1、HDMI×1、D-Sub15pinを装備。ロープロファイル使用時は、各コネクターをロープロファイル用ブラケットに付け替えるだけでオーケー |
ロープロファイルブラケット取り付け時。D-Sub15pinはコネクターで基板に接続する仕様。未使用時は接続せずとも問題ない |
厚さ約29mmのVGAクーラーには、約45mmのファンを1基搭載している |
基板裏面にはメモリなどが実装されておらずスッキリしている。VGAクーラーは、GPUコア周りの4本のネジで、しっかりと固定されている |